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  「欧米バイヤー招へい型テキスタイル商談会 in 福井」
Date: 2023-10-18 (Wed)
「欧米バイヤー招へい型テキスタイル商談会 in 福井」

ジェトロでは、欧米のアパレルブランドより生地買付け担当者(バイヤー)を
招へいし、海外販路開拓に意欲のある日本の中小繊維企業等の方々との展示
会回遊形式の商談会を開催します。
日本国内で海外のアパレルブランドと商談し、欧米市場参入の契機とする
絶好の機会です。是非ご活用ください。

▼開催概要

・日時:2023年12月1日(金)9時30分〜18時00分
 3セッション(各2時間)に分けて開催予定。

・場所:福井市にぎわい交流施設 ハピリンホール(福井市中央1丁目2-1)

・参加予定ブランド:
 BALLY Studio Srl.(ミラノ)
 GUCCI(ミラノ)
 CELINE(パリ)
 JACQUENUS(パリ)
 MG Studio LTD / trading as Molly Goddard(ロンドン)
 Supreme New York(ニューヨーク)

※バイヤー側の事情(訪日キャンセル等)により、バイヤー変更や商談会中止
 となる可能性があります。予めご了承ください。

・主催:ジェトロ福井、ジェトロ金沢、ジェトロ富山
・協力:福井県繊維協会、石川県繊維協会、富山県繊維協会(予定)
・対象:北陸3県(福井県・石川県・富山県)に所在する事業者

・申込期日:2023年11月2日(木)17時00分必着

※上限に達した場合、申込締切日を待たずに予告なく募集終了させていただく
 ことがあります。

▼詳細、お申込みはこちら
http://www.jetro.go.jp/events/fki/f5cba86f554dbb17.html

※本事業は北陸3県(福井県・石川県・富山県)に所在する事業者が対象です。
 該当しない方は、同時期開催の「大阪」会場へお申込みください。
 両イベントへの同時参加はご遠慮ください。
【欧米バイヤー招へい型テキスタイル商談会 in 大阪(11月28〜29日)】
http://www.jetro.go.jp/events/osa/560303a8fe4804fa.html

※商談会開催に先立ち、ジェトロ大阪本部主催でテキスタイル輸出ウェビナー
 を実施しますので、併せてご活用ください。
【11/8(水)】欧州販路拡大!テキスタイル輸出ウェビナー
https://www.jetro.go.jp/events/osa/b6fabfa11c579eb7.html

■お問合せ先
ジェトロ福井(担当:清島・池應(イケオウ))
Tel:0776-33-1661 E-mail:FKI@jetro.go.jp

  「フクイテキスタイルコラボ展」開催
Date: 2023-09-13 (Wed)
「フクイテキスタイルコラボ展」開催のご案内

 一般社団法人福井県繊維協会では、福井繊維産地の多種多様な繊維品を広く皆様に知って頂き、
 「Made In Fukui」の高機能・高感性な素材を発信していく事を目的とした、展示商談会を開催
 致します。

【展示商談会 開催概要】

○名称  『フクイテキスタイルコラボ展』 (FUKUI TEXTILE COLLABORATION)

○日時  2023年10月2日(月)ー3日(火)10:00〜18:00(3日は16:30まで)

○会場  東京都立産業貿易センター浜松町館 4階 南 〒105-7501東京都港区海岸1-7-1 

○事業概要

 今回で9回目の開催となり、福井産地の織物・ニット・レース・商社の各繊維企業が出展する
 福井産地の総合展示会です。
 企画運営は、産地の商工の若手が中心に行い、まさに「福井産地の縮図」といえる展示商談会です。
 来場者皆様には会場までお越し頂き、多種多様な産地素材に直に触れて頂くと共に、「活力ある
 繊維産地」福井を知って頂けたらと考えております。
 展示商談会では、ポリエステル・ナイロン・トリアセテートなどの化学繊維をはじめ、綿・絹・麻
 などの天然繊維や環境を重視したECO繊維まで、福井産地ならではの幅広い素材を、織・ニット・
 レースと多様な形でお見せ致します。

○出展企業 
 
  中嶋機業場、且Rアビロード、叶D工房風美舎、鞄喧東吉織物、去R八織物、エスケー商事

  樺健商店、西出商事梶A日装梶A広撚梶A潟}ツミ、FUKUITEXTILES🄬 

〇お問い合わせ

  事務局(福井県繊維協会 事務局) 担当:八杉
  営業時間:9:00〜17:00 (土日祝日を除く)
  〒910-0005 福井県福井市大手3-7-1 繊協ビル6F
  TEL:0776-28-1590 FAX:0776-24-9662 E-Mail:fsenkyo@po.incl.ne.jp

  「北陸ヤーンフェア2021」無料シャトルバス運行時刻表
Date: 2021-10-04 (Mon)
「北陸ヤーンフェア2021」無料シャトルバス運行時刻表

  展示会会期中(10/26〜10/27) 、JR福井駅(東口)⇔福井県産業会館まで30分間隔で運行致します。
  ご利用下さいますようご案内申し上げます。

   無料シャトルバス時刻表

  福井駅発 ⇒  産業会館着
    8:00 ⇒ 8:20
    8:30 ⇒ 8:50
    9:00 ⇒ 9:20
    9:30 ⇒ 9:50
   10:00 ⇒ 10:20
   10:30 ⇒ 10:50
   11:00 ⇒ 11:20
   11:30 ⇒ 11:50

   13:00 ⇒ 13:20       
   13:30 ⇒ 13:50       
   14:00 ⇒ 14:20       
   14:30 ⇒ 14:50       
   15:00 ⇒ 15:20       
   15:30 ⇒ 15:50       
          
         
  産業会館発 ⇒  福井駅着
   13:30 ⇒ 13:50
   14:00 ⇒ 14:20
   14:30 ⇒ 14:50
   15:00 ⇒ 15:20
   15:30 ⇒ 15:50
   16:00 ⇒ 16:20
   16:30 ⇒ 16:50 
   17:00 ⇒ 17:20


  「北陸ヤーンフェア2021」開催ご案内
Date: 2021-10-04 (Mon)
「北陸ヤーンフェア2021」の開催について

サステイナビリティ&イノベーション〜アフターコロナに向けて〜をコンセプトに下記の通り開催します。


 ・日時 10月26日(火)10時〜17時、10月27日(水)10時〜16時

 ・場所  福井県産業会館1号館展示場
       住所:福井県福井市下六条町103番地
       TEL:0776-41-3611

 ・出展企業 山甚撚糸梶A潟eクノトレーディング、潟^ロダ、山越梶A潟Wャテック、潟Vモムラ
       潟Rスモサミット、カジナイロン梶A泉工業梶A永井撚糸梶Aモリリン梶Aミマス
       豊島梶Aトスコ梶A新内外綿梶A北洞梶Aクラウン工業梶Aカワボウテキスチャード
       潟Xミテックス・インターナショナル、旭化成アドバンス梶Aユニチカトレーディング
       クラレトレーディング梶A帝人フロンティア梶AKBセーレン梶A東レ梶A東洋紡STC
       三菱ガス化学梶Aシキボウ梶Aイテマウィービングジャパン梶Aエディー梶Aストーブリ
       鞄精機製作所、TMT神津梶A鰍fSIクレオス、増井梶Aサイボー梶A蝶理
       東新セラテック梶A福井県撚糸工業組合、日華化学梶A高松油脂梶A石川県工業試験場    
       国立大学法人信州大学、京都工芸繊維大学、福井県工業技術センター、福井大学
 
 ・目的 今回はコロナ禍のなかにもかかわらず46社(団体)と多くの出展申し込みがあり、アフターコロナ
     に向けて新商品を多数展示致します。繊維産業会においても人間・社会・地球環境の持続可能な
     発展を目指しつつ、新たな機能性の付加が求められています。このようなテーマを追求した新素材
     の提案をご覧いただき、素材のサプライヤーとユーザーが交流できる展示会を目指します。様々な
     素材と北陸産地企業のもつ高度な加工・複合技術との融合を図り、ひいてはテキスタイルで多様性
     を表現し世界へアピールして北陸産地のさらなる活性化に繋げて参りたいと思います。        
 
 ・特別講演 スポーツ分野では世界的な企業でありますゴールドウイン社の特別講演を企画致しました。
      
     日時:10月26日(火) 14時〜15時30分 
     場所:福井県産業会館 2階 本館展示場
     演題:「潟Sールドウインの環境配慮の取組(仮)」
     講師:潟Sールドウイン 
          CSR推進グループマネージャー 勝田 悦弘氏
     聴講料:無料

 ・お問い合わせ先

     一般社団法人福井県繊維協会 担当 木下健一 
       TEL:080-1968-8882
       E.mail: k-kinoshita@po.incl.ne.jp 
   
 ※新型コロナウイルス感染予防対策には十分な取り組みを行い、出展者、来場者に安心・安全な商談会
  をおこなっていただけるようにいたします。


  「SDGs推進コーディネーター」募集
Date: 2021-06-17 (Thu)
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2015年9月の国連サミットにおいて、全会一致で採択された2030年までの国際目標です。福井県は2021年、SDGsの理念に沿いながら2040年に目指す姿として「福井県長期ビジョン」を策定し、持続可能な地域・社会づくりを全県一体となって進めます。
繊維産業でも環境汚染や資源の無駄遣いなどのサステナビリティに関連する問題とは無縁ではなく、我が国の繊維関連企業においてもそれらの問題への取り組みが求められています。
こうした現状を踏まえ、福井県の繊維産業におけるサステナビリティへの取り組みを促進するため、県内の繊維事業者への取り組み支援をサポートできる人材を一般社団法人福井県繊維協会「SDGs推進コーディネーター」として募集します。

1,福井県繊維協会SDGsコーディネーター募集

2,福井県繊維協会コーディネーター応募申請書

3,様式2履歴書

  「北陸ヤーンフェア2021」開催ご案内
Date: 2021-04-20 (Tue)
「北陸ヤーンフェア2021」を下記の通り開催致します。


   日時  2021年10月26日(火) 10:00〜17:00
            10月27日(水) 10:00〜16:00

   
   場所  福井県産業会館1号館
(福井県福井市下六条町103番地)

  
   展示会概要は福井県繊維協会へお問い合わせください。
    
     担当 木下 
       TEL :080-1968-8882  
       Mail:k-kinoshita@po.incl.ne.jp


  

  令和3年繊維年賀会中止のお知らせ
Date: 2021-01-12 (Tue)
令和3年繊維年賀会(1月12日 12:30〜)を福井県新型コロナ感染拡大警報の発令及び大雪
により中止と致しました。ご連絡申し上げます。

  「北陸ヤーンフェア2020」開催
Date: 2020-09-30 (Wed)
「北陸ヤーンフェア2020」開催

 石川県繊維協会と共催し、国内有数の化合繊テキスタイル産地の北陸に於いて、織の技術力は高い水準にある両県が今後は「糸」への取組による繊維素材の差別化を図り、高付加価値を目指した繊維素材を国内外へアピールするとともに、産地企業が一体となって意欲的に国内外市場への訴求も高め、更なる販路開拓に繋げる事を目的とした展示商談会を開催致します。
 皆様のご来場をお待ちしております。

 ・展示会開催日時

    令和2年10月21日(水) 10時〜17時
           22日(木) 10時〜16時  

 ・展示会開催場所
 
    石川県産業展示館4号館 (石川県金沢市袋畠町南193)

 ・出展品概要

   各出展企業が誇る最高水準の糸・素材・製品・撚糸機等


 ・出展企業
  
   山甚撚糸梶A潟eクノトレーディング、潟^ロダ、山越梶A潟Vモムラ、泉工業梶A新内外綿梶A
   北洞梶Aトスコ梶Aモリリン梶Aユニチカトレーディング梶A蝶理梶A絵SIクレオス、増井梶A
   潟Xミテックス・インターナショナル、ミマス梶ATMT神津梶A信州大学、シキボウ梶A晦MOT、
   カワボウテキスチャード梶A潟gヨシマビジネスシステム、三菱ガス化学梶A福井県撚糸工業組合、
   潟Wャテック、クラレトレーディング梶Aエディー梶A帝人フロンティア梶A潟Rスモサミュト、
   東レ梶A兜泄x、東洋紡STC梶Aキュウテックス梶A石川県工業試験場、福井県工業技術センター、
   福井大学、京都工芸繊維大学


 展示会概要は一般社団法人石川県繊維協会にお尋ねください。
   
   担当:北川 kitagawa@ita.or.jp  TEL:076-267-2171

  

  「北陸ヤーンフェア2020」開催ご案内
Date: 2020-09-30 (Wed)

「北陸ヤーンフェア2020」開催

 石川県繊維協会と共催し、国内有数の化合繊テキスタイル産地の北陸に於いて、織の技術力は高い水準にある両県が今後は「糸」への取組による繊維素材の差別化を図り、高付加価値を目指した繊維素材を国内外へアピールするとともに、産地企業が一体となって意欲的に国内外市場への訴求も高め、更なる販路開拓に繋げる事を目的とした展示商談会を開催致します。
 皆様のご来場をお待ちしております。

 ・展示会開催日時

    令和2年10月21日(水) 10時〜17時
           22日(木) 10時〜16時  

 ・展示会開催場所
 
    石川県産業展示館4号館 (石川県金沢市袋畠町南193)

 ・出展品概要

   各出展企業が誇る最高水準の糸・素材・製品・撚糸機等


 ・出展企業
  
   山甚撚糸梶A潟eクノトレーディング、潟^ロダ、山越梶A潟Vモムラ、泉工業梶A新内外綿梶A
   北洞梶Aトスコ梶Aモリリン梶Aユニチカトレーディング梶A蝶理梶A絵SIクレオス、増井梶A
   潟Xミテックス・インターナショナル、ミマス梶ATMT神津梶A信州大学、シキボウ梶A晦MOT、
   カワボウテキスチャード梶A潟gヨシマビジネスシステム、三菱ガス化学梶A福井県撚糸工業組合、
   潟Wャテック、クラレトレーディング梶Aエディー梶A帝人フロンティア梶A潟Rスモサミュト、
   東レ梶A兜泄x、東洋紡STC梶Aキュウテックス梶A石川県工業試験場、福井県工業技術センター、
   福井大学、京都工芸繊維大学


 展示会概要は一般社団法人石川県繊維協会にお尋ねください。
   
   担当:北川 kitagawa@ita.or.jp  TEL:076-267-2171

  










  「フクイテキスタイルコラボ展」開催中止のお知らせ
Date: 2020-02-28 (Fri)
「フクイテキスタイルコラボ展」開催中止のお知らせ

平素は、本県繊維業界の振興発展ならびに当協会の事業運営等について格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
 令和2年3月12日・13日、TEPIAエキシビジョンホールC(東京都港区北青山2-8-44)にて開催を予定しておりました「フクイテキスタイルコラボ展」について、現在発生している新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、弊協会内協議の結果、誠に勝手ながら開催の中止を決定致しましたので、ご連絡申し上げます。急なご案内となりご迷惑をおかけしますが、ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

  「北陸ヤーンフェア2019」特別講演会開催のご案内
Date: 2019-09-25 (Wed)

「北陸ヤーンフェア2019」会期に合わせまして、特別講演会を開催致します。
皆様のご参加をお待ちしております。

日時 2019年10月16日(水) 14:00〜15:30

場所 福井県産業会館 本館2階 本館展示場 

講師:和 田 征 樹 様(Masaki Wada / MR.)

講演テーマ:〜2020年TOKYOに向けて〜「CSR・サステイナブル調達の潮流」〜何をすべきなのか〜

講演内容の概要:欧州米州アパレル企業のCSR・サスティナブル活動が、近年、活発化してきています。
        そこで、2020年TOKYOに向けて、日本企業は何をすべきなのか、また、その背景に何が
        あるのかを確認できるセッションです。


プロフィール:一般社団法人The Global Alliance for Sustainable Supply Chain(ASSC; アスク)理事。
       南イリノイ州立大学経済学部卒業。世界的スポーツメーカーに入社。CSR・サスティナビリ
       ティ調達を担当し、日本・東南アジアを中心に活動を推進させた。2012年、(一財)企業
       活力研究所の「ビジネスと人権」研究会に研究員として招聘、2013年、(公財)国際研修
       協力機構に入職。その後、CSR・サスティナビリティに関する研究とコンサルティング、
       サプライチェーンにおける人権・労働問題や外国人・移住労働者問題に取り組んでいる。

参加費:無料

  「北陸ヤーンフェア2019」無料シャトルバス送迎時刻表
Date: 2019-08-06 (Tue)
前掲載時刻表が見にくいので再度時刻表を掲載いたします。

展示会会期中、福井駅(東口)⇔福井県産業会館まで 30分間隔で運行致します。(会場まで約20分) 
運転手さんの昼食休憩の為、12:00〜13:00は運行しません。 
時刻表は下記のとおりです。


2019北陸ヤーンフェア無料シャトルバス時刻表 10/16・17

福井駅発 ⇒ 産業会館着
8:00 ⇒ 8:20
8:30 ⇒ 8:50
9:00 ⇒ 9:20
9:30 ⇒ 9:50
10:00 ⇒ 10:20
10:30 ⇒ 10:50
11:00 ⇒ 11:20
11:30 ⇒ 11:50

13:00 ⇒ 13:20
13:30 ⇒ 13:50
14:00 ⇒ 14:20
14:30 ⇒ 14:50
15:00 ⇒ 15:20
15:30 ⇒ 15:50


産業会館発 ⇒ 福井駅着
13:30 ⇒ 13:50
14:00 ⇒ 14:20
14:30 ⇒ 14:50
15:00 ⇒ 15:20
15:30 ⇒ 15:50
16:00 ⇒ 16:20
16:30 ⇒ 16:50
17:00 ⇒ 17:20

中型バス2台にて運行、2日間とも同じダイヤにて運行

  「北陸ヤーンフェア2019」無料シャトルバス送迎時刻表
Date: 2019-08-06 (Tue)
展示会会期中、福井駅(東口)⇔福井県産業会館まで 30分間隔で運行致します。(会場まで約20分) 
運転手さんの昼食休憩の為、12:00〜13:00は運行しません。 
時刻表は下記のとおりです。


「2019北陸ヤーンフェア 無料シャトルバス時刻表 10/16・17」

福井駅発 ⇒ 産業会館着 産業会館発 ⇒ 福井駅着
8:00 ⇒ 8:20
8:30 ⇒ 8:50
9:00 ⇒ 9:20
9:30 ⇒ 9:50
10:00 ⇒ 10:20
10:30 ⇒ 10:50
11:00 ⇒ 11:20
11:30 ⇒ 11:50

13:00 ⇒ 13:20   13:30 ⇒ 13:50
13:30 ⇒ 13:50 14:00 ⇒ 14:20
14:00 ⇒ 14:20 14:30 ⇒ 14:50
14:30 ⇒ 14:50 15:00 ⇒ 15:20
15:00 ⇒ 15:20 15:30 ⇒ 15:50
15:30 ⇒ 15:50 16:00 ⇒ 16:20
16:30 ⇒ 16:50
17:00 ⇒ 17:20

中型バス2台にて運行、2日間とも同じダイヤにて運行

  「北陸ヤーンフェア2019」開催ご案内
Date: 2019-08-06 (Tue)
「北陸ヤーンフェア2019」開催

 石川県繊維協会と共催し、国内有数の化合繊テキスタイル産地の北陸に於いて、織の技術力は高い水準にある両県が今後は「糸」への取組による繊維素材の差別化を図り、高付加価値を目指した繊維素材を国内外へアピールするとともに、産地企業が一体となって意欲的に国内外市場への訴求も高め、更なる販路開拓に繋げる事を目的とした展示商談会を開催致します。
 皆様のご来場をお待ちしております。

 ・展示会開催日時

    令和元年10月16日(水) 10時〜17時
           17日(木) 10時〜16時  

 ・展示会開催場所
 
    福井県産業会館 展示館号館 (福井県福井市下6条103)

 ・出展品概要

   各出展企業が誇る最高水準の糸・素材・製品・撚糸機等
 
 ・出展企業名
   
   山甚撚糸梶A叶D工房風美舎、宮下機料梶A蒲ム田、潟eクノトレーディング、潟^ロダ、山越
   川プロ梶A鰹コ和丸筒、潟Wャテック、兜泄x、潟Vモムラ、カジナイロン梶A泉工業梶A河辺
   極東貿易梶A湯浅糸道工業梶A樺キ谷川商店、丸一繊維梶Aモリリン梶Aミマス梶A豊島梶A椛齣P
   トスコ梶A新内外綿梶A北洞梶Aカワボウテキスチャード梶A旭化成梶A旭化成アドバンス梶A東レ
   ユニチカトレーディング梶A三菱ケミカル梶Aクラレトレーディング梶A帝人フロンティア
   KBセーレン梶A東洋紡STC梶A東レインターナショナル梶A富士紡ホールデイングス梶Aシキボウ
   潟gヨシマビジネスシステム、エディー梶A村田機械梶A島精機製作所、TMT神津梶Aサイボー
   鰍fSIクレオス、伊藤忠システック梶A潟сM、蝶理竃k陸支店、福井県撚糸工業組合、日華化学
   高松油脂梶A(一財)ボーケン品質評価機構、(一財)日本繊維製品品質技術センター(QTEC)
   石川県工業試験場、信州大学、京都工芸繊維大学、福井県工業試験場、福井大学
                                          以上59社

  「フクイテキスタイルコラボ展」開催のご案内
Date: 2019-02-14


一般社団法人福井県繊維協会
「フクイテキスタイルコラボ展」 開催のご案内

一般社団法人福井県繊維協会(会長:藤原宏一)では、福井繊維産地の多種多様な繊維品を広く皆様に知って頂き、「Made In Fukui」の高機能・高感性な素材を発信していく事を目的として、展示商談会「フクイテキスタイルコラボ展」を開催致します。

【展示商談会 開催概要】

○名称  『フクイテキスタイルコラボ展』 (FUKUI TEXTILE COLLABORATION)

○日時  2019年3月14日(木)-15日(金)  10:00〜18:00 (15日は16:30まで)

○会場  TEPIA エキシビションホールC (〒107-0061 東京都港区北青山2-8-44)


○事業概要
フクイテキスタイルコラボ展は、今回で7回目の開催となり、福井産地の撚糸・織物・ニット・レース・染色・商社の各繊維企業が出展する福井産地の総合展示会です。
企画運営は、産地の商工の若手が中心に行い、まさに「福井産地の縮図」といえる展示商談会です。アパレル等の皆様には会場までお越し頂き、多種多様な産地素材に触れて頂くと共に、「活力ある繊維産地」福井を知って頂けたらと考えております。
又、アスレジャーコーナーとして、アメリカ発のスポーツテイストのレジャーウエアが世界的に話題となっており、今展示会では福井の若手団体ITOMOが知恵を絞った商品をご提案しています。
展示商談会では、ポリエステル・ナイロン・トリアセテートなどの化学繊維をはじめ、綿・絹・麻などの天然繊維まで、福井産地ならではの幅広い素材を、織・ニット・レースと多様な形でお見せ致します。
      
○出展企業 (15社・2団体・1コーナー)
・荒井株式会社 ・チームHUBTAE ・広撚株式会社
・熊澤商事株式会社 ・株式会社中健商店 ・福井県撚糸工業組合
・サカイオーベックス株式会社 ・中嶋機業場 ・双葉レース株式会社
・澤村株式会社 ・西出商事株式会社 ・株式会社マツミ
・第一織物株式会社 ・日装株式会社 ・株式会社山アビロード
・TSトーヨー株式会社 ・八田経編株式会社 ・アスレジャーコーナー



  「北陸ヤーンフェア」開催のお知らせ
Date: 2018-09-07 (Fri)
このたび石川県繊維協会と福井県繊維協会が連携して「北陸ヤーンフェア」を開催する運びとなりました。石川・福井の両県繊維協会及び繊維リソースいしかわが主催し、石川県、福井県の後援をいただき開催いたします。是非ご来場くださいますようお願い申し上げます。

(開催日時)
       10月17日(水)  9:50〜10:00  オープニングセレモニー
                 10:00〜17:00  展示会 開催
                 18:00〜       交流会(ご参加の方)※日航ホテル

       10月18日(木) 10:00〜16:00  展示会 開催

(開催場所) 石川県産業展示館1号館(金沢市袋畠町南193番地)

(問合せ先) 石川県 〒920−8203
        石川県金沢市鞍月2丁目20番地
        TEL076−267−2171
        FAX 076-268−8455
          一般社団法人石川県繊維協会 北陸ヤーンフェア事務局         Email:hata@ita.or.jp
          担当:畑
       福井県 〒910−0005
        福井県福井市大手3丁目7番1号
        TEL0776−22−1411
        FAX 0776-24−9662
        一般社団法人福井県繊維協会 北陸ヤーンフェア事務局       E-mail:fsenkyo@po.incl.ne.jp
          担当:八杉
       

  平成30年度事業概要のお知らせ
Date: 2018-08-29 (Wed)
1、事業名 福井繊維産地コーディネーター設置支援事業

2、事業目的 分業制をとる本県の繊維企業が業種横断により企業連携を行い、商品の自主企画や開発、国内外       への販路開拓を支援することにより、繊維産地のサプライチェーンの強化を図る。
    
3、事業内容 業種横断的な調整機能を担い新商品開発やマーケティングを行うコーディネーターを設置する。

4、各コーディネーター業務詳細
@産地内連係支援
<ITOMO支援>
7月〜3月:@従前より進めているKanFAとの連携による「スポーツアパレルとのマッチング」の中で新商品等のモノ作り・企画提案をサポートする。企画提案は8月初旬、マッチングは開発と並行して9月から逐次開始する。
A来3月の「フクイテキスタイルコラボ展」での出展を目標として、「コンセプト策定」「商品開発」「プレゼンテーション」が一体となった提案を行う予定。起用するデザイナーは(有)ユープランニング 社長 平氏。
<産地全般支援(ITOMOメンバー含む)>
7月〜8月:産地企業(1〜2社・グループを想定)との開発方向打ち合わせ。7月〜8月:会社及びグループごとに商品設計や起用するサプライチェーン案の策定とそれぞれのェーン企業との打ち合わせ実施。9月:使用する糸・糸加工・織又は編・染工場の生産条件の確定と試作生産スペース確保・確定。9月〜11月:第一回試作実施
11月〜12月:試作品の評価・問題や課題の整理。12月:第二回試作に向けての生産条件等の議論と確定及び月・第二回試作のための糸手配試作段取りの策定。1月〜3月:第二回試作実施と出来上がりの評価及びKanFAと連携して展示会等への出展・求評。
A販路開拓支援
1、繊維商社・生地コンバーターの開発・営業担当者と、産地企業の現場担当者との勉強会を開催。適宜アパレルや小売企業のMD・デザイナーの同行も計画す。2、ITOMOとスポーツアパレルを中心とした企業とのマッチング商談会。企画立案・販促手法等の教育に重点を置き、直接商談の機会を適宜設ける。
3、産地社員のKanFA企業インターンシップの受け入れを計画。産地の要望に応じて、生地コンバーター又はアパレルの展示会で、ユーザーへの販売体験等を計画す。4、今後のファッション業界や市場動向セミナー。5、海外企業・デザイナーの産地訪問を計画す。6、大阪府主催の「せんば適塾」にて他産地との交流及び展示商談会の開催。7、2019年2〜3月素材展に向けた新素材プレゼンテーションの演出・集客等の指導を含めたサポート。

  中国(北京)展示会 概要のお知らせ
Date: 2014-02-17 (Mon)
1・名  称  中国(北京)展示会

2・事業目的  上海と並んで高級なアパレルが多く存在するものの開拓が進んでいない中国・北京
         地区の、ハイファッションの有力レディスアパレル企業への県産素材の認知度アップと
         販路開拓を図る。
        
3・事業内容  実際に福井県産を含む日本品を中国市場で販売している中国の益彩時尚貿易
         有限公司(生地問屋(ホールセラー))に協力を仰ぎ、比較的価格の高い日本品の
         買えるアパレルが多く存在する中国・北京市場にて展示会を行うことにより、新たな
         販路開拓を目指す。同時に同社のフォローにより、展示会後のお客様とのコミュニケー
         ションや販売など実質的な成果を目指す。

4・会  期  平成26年 3月25日 〜 27日

5・主催機関  ・一般社団法人福井県繊維協会
        ・益彩時尚貿易有限公司(中国深セン)

6・展示会場  ・北京服装学院創新園一楼展覧ホール
        (住所:北京朝陽區櫻花東街甲2號)

7・出展企業  広撚株式会社・神栄株式会社・畑岡株式会社・株式会社タケダレース・福井県織物工業組合

  平成25年度 フクイテキスタイルコラボ展 開催のご案内
Date: 2014-02-17 (Mon)
【イベント開催概要】

 福井県繊維協会では、国内市場において、本県産の高級ファッション素材や 高機能繊維品などの 
 展示商談会を開催し、県内繊維企業と国内アパレルメーカー等とのビジネス機会 の提供などを目的
 として、フクイテキスタイル コラボ展」(東京展示会)を開催いたします。
  
 ○イベント名称  『平成25年度フクイテキスタイル コラボ展』 (Fukui Textile Collabration)
  
 ○開催日時 2014年3月5日(水)、3月6日(木)10:00〜18:00(6日は 17:00まで)

 ○開催場所 「 スタジアムプレイス青山 」  東京都港区北青山2−9−5   03-6459-2752

 ○事業概要
 「フクイテキスタイル コラボ展」では、参加企業が織・ニット・レース・撚糸・産元と多種にわたり
一丸となって、また青年・若手部会が企画立案等を行うなど従来とは異なった展示会の開催となります。
商と工のコラボレーション、福井産地の優れた生地を観て、触れてもらい、招待客の方々をはじめ、来場
の皆様に福井の繊維を知っていただくと共にビジネス機会を提供することで、広く福井産地のPRを行い
ます。会場内では、出展企業のテキスタイルの製品化によるアピール 更に 出展企業の工場内の様子を撮
影した貴重な映像を上映し、産地の伝統や製造工程を観ていただく特設コーナーを設置します。


 【 展示会参加企業(23社)】
   ・旭化成インターテキスタイルズ梶@  ・荒井株式会社        ・宇野株式会社 福井支店
   ・永平寺繊維協会      ・株式会社織工房 風美舎   ・熊澤商事株式会社
   ・ケイテー・テクシーノ梶@ ・神栄株式会社        ・田中忠梶^鞄結ス商店
   ・株式会社土田商店     ・坪由織物株式会社      ・西嶋機業場
   ・西出商事株式会社     ・日装株式会社        ・畑岡梶^椛ォ羽工業所
   ・広撚株式会社       ・福井県ニット工業組合    ・福井県撚糸工業組合
   ・双葉レース株式会社    ・株式会社マツミ       ・山一織物株式会社
   ・株式会社山アビロード   ・山直織物株式会社

  「フクイテキスタイル コラボ展」 開催のご案内
Date: 2013-02-19 (Tue)
          「フクイテキスタイル コラボ展」 開催のご案内

  福井県繊維協会(会長 武田 壽一)では、国内市場において、本県産の高級ファッション素材や
 高機能繊維品などの展示商談会を開催し、県内繊維企業と国内アパレルメーカー等とのビジネス機会
 の提供などを目的として、フクイテキスタイル コラボ展」(東京展示会)を開催いたします。

 【イベント開催概要】
  
 ○イベント名称  『フクイテキスタイル コラボ展』 (FUKUI TEXTILE COLLABORATION)
  
 ○開催日時 2013年2月28日(木)、3月1日(金)10:00〜18:00(1日は 17:00まで)

 ○開催場所 「 ふくい南青山291 」  東京都港区南青山5丁目4-41 グラッセリア青山内

 ○事業概要
 「フクイテキスタイル コラボ展」では、参加企業が織・ニット・レース・産元と多種にわたり一丸と
なって、また青年・若手部会が企画立案等を行うなど従来とは異なった展示会の開催となります。
商と工のコラボレーション、東京文化服装学院との作品制作のコラボにより、福井産地の優れた生地を観
て、触れてもらい、招待客の方々をはじめ、来場の皆様に福井の繊維を知っていただくと共にビジネス機
会を提供することで、広く福井産地のPRを行います。会場内では、東京文化服装学院の制作作品をマネ
キンに展示し、出展企業のテキスタイルの製品化によるアピール 更に 出展企業の工場内の様子を撮影し
た貴重な映像を上映し、産地の伝統や製造工程を観ていただく特設コーナーを設置します。


 【 展示会参加企業(16社)】
   ・荒井株式会社      ・宇野株式会社 福井支店    ・株式会社織工房 風美舎
   ・旭陽産業株式会社    ・熊澤商事株式会社       ・ケイテー・テクシーノ株式会社
   ・第一織物株式会社    ・株式会社土田商店       ・中嶋機業場
   ・西出商事株式会社    ・畑岡株式会社         ・福井県ニット工業組合
   ・双葉レース株式会社   ・株式会社マツミ        ・株式会社山アビロード
   ・山直織物株式会社

  敦賀港のご利用について(ご案内)
Date: 2013-01-08 (Tue)
              敦賀港のご利用について(ご案内)

                                  敦賀港利用促進協議会事務局
                                 (福井県産業労働部企業誘致課内)

 時下ますます御清栄のこととお喜び申し上げます。
 平素より福井県産業の発展につきまして格別のご配慮を賜り、厚く御礼申し上げます。
  
  さて平成24年11月9日に、敦賀港と中国を結ぶ定期コンテナ航路が就航しました。
 この航路の概要は下記の通りとなっており、敦賀港の利便性が向上いたしました。
 企業のみなさまにおかれましては、ぜひ最寄りの敦賀港を使っていただきますようお願い申し上げます。

                       記

 1.航路 敦賀港(金)−蔚山港(土)−釜山旧港(土・日)−光陽港(月)−寧波港(火・水)−上海港(水・木)
      −釜山新旧港(日)−新潟港(火)−伏木富山港(水)−金沢港(木)−敦賀港(金)

 2.特長 ・輸出は上海まで5日・寧波まで4日、輸入は上海から8日・寧波から9日
      ・韓国航路では週5便化、蔚山・光陽は初寄港
      ・上海港、寧波港、釜山港は世界でも有数の貨物取扱港。世界的なネットワークに
       接続しており、円滑な貨物輸送が可能
      ・1万円/TEU(上限100万円)の荷主助成を用意
      ・最寄港利用によりコスト縮減、CO2削減の効果

 3.その他 
      平成24年の外貿コンテナ貨物取扱量は過去最高を更新しました。
      利便性が向上している敦賀港の利用をご検討ください。

 4.問い合わせ先 
      (担当)敦賀港利用促進協議会事務局
          福井県産業労働部企業誘致課 敦賀港・福井港利活用チーム 室田
          TEL:0776(20)0365 FAX:0776(20)0678
          E-mail:m-murota-dz@pref.fukui.lg.jp

  ■ 平成25年 繊維年賀会の開催について(ご案内)
Date: 2012-12-17 (Mon)
        平成25年 繊維年賀会の開催について(ご案内)

                                  社団法人福井県繊維協会
                                  会 長  武 田 壽 一
                                  社団法人福井県繊協ビル同業会
                                  会 長  河 合  均

 平素は、本県繊維業界の振興発展ならびに両協会の事業運営等について格別のご高配を賜り、心から厚く
お礼申し上げます。
 つきましては、恒例の繊維年賀会を下記のとおり開催いたしますので、新春ご多忙の折とは存じますが、
ぜひご出席下さいますようご案内申し上げます。

 なお、この繊維年賀会は両協会の会員団体およびその構成員、取引先、関係団体等、どなたもご自由に
参加できますので、皆様方に広くご周知下さいますよう、重ねてお願い申し上げます。


                記

日 時:  平成25年1月4日(金)12:30〜13:30

場 所:  福井市大手3丁目7番1号、福井県繊協ビル 8階 大ホール

  福井テキスタイル東京展示会(仮称)の開催のご案内
Date: 2012-07-20 (Fri)
下記の参加募集は、8月13日(月)で締め切りました。
  ありがとうございました。



福井テキスタイル東京展示会(仮称)の開催のご案内        ≪7月20日UP≫

 平素は、本県繊維業界の振興発展ならびに当協会の事業運営等について格別のご高配を賜り、
厚くお礼申し上げます。

 本年度、当協会は販路開拓事業として、中国、ロシア、東京の展示商談会事業を実施することに
なっておりますが、このうち、東京の展示商談会については、福井県繊維卸商協会の若手社員交流会
と福井県織物工業組合の青年部会が中心となり、「工」と「商」が密接に連携し、より販促成果の上がる
開催方式の企画立案、運営・施工、広報PR等について協議していただき、事業を進めていくことに
なりました。

 これまでの若手部会の協議で、来年2月27日〜3月1日、ふくい南青山291を会場にして、開催する
ことになりましたが、具体的な開催方式や参加費用、客先への案内方法などの詳細については、
今後検討を重ねていくことになっております。
その為、会場の面積(スペース)の関係上、出展参加者数に制約があり、詳細について協議を進めるには、
先に参加企業数を確定する必要があります。
 
県内繊維関連企業の皆様におかれましては、このような事情をご賢察の上、この展示会に
是非ともご参加下さいますようご案内申し上げます。

               記

1、開催期日: 平成25年2月27日(水) ……準 備
            2月28日(木)〜3月1日(金)……展示会

1、開催場所: 東京都港区南青山 「ふくい南青山291」

1、開催内容: 展示会の開催方式、参加費用、客先への案内方法等の詳細については、
  出展参加企業 数を確定し、若手部会等で協議を行い、出品者打合会を開催しご説明申し上げます。

1、出展料:5万円/1社

1、出品申込: 出展を希望される方は、別紙の申込書に必要事項を記入の上、繊維協会事務局あて
        申し込み下さい。

  ※会場面積(スペース)の関係で出展参加企業数に限りがありますので、申込みは先着順とさせて
   いただきますので、ご了承ください。


  産地の業況について(平成24年4〜6月期)
Date: 2012-06-26 (Tue)

産地の業況について  
【 会員団体事務局まとめ、平成24年4〜6月期時点 】


〔 広幅織物業 〕

<総  合>
高密度織物・ユニフォームなどの福井産地をリードしてきた織物が、昨年末から今年にかけての減速傾向により、在庫過剰気味となり、生産調整の動きが見られるなど、苦戦気味である。一方、東日本大震災の復興特需により資材関連は一部好調の動きがある。

<内地衣料>
不調だった昨年度よりもさらに悪く、苦戦が続いている。見通しが全く分からない状態が続いており、今後も厳しい状況になると思われる。

<輸出衣料>〉
円高の影響により、昨年度よりも業況が悪化し、今後の見通しもあまり良くはない。但し、中近東向けの一部で好調を維持している分野もある。

<内地資材>
東日本大震災等の影響による需要不振で、インテリア関連が苦戦気味である。贈答用などのシーズン性があるものは堅調に推移している。土木関連に一部東日本大震災による特需が見られ始めた。

<輸出資材>〉
東日本大震災やタイの洪水等の影響は顕著に見られないが、インテリア関連などでは円高の影響が一部見られる。自動車関連は比較的好調を保っている。



〔 撚糸・仮撚業 〕

<撚 糸>
 1〜3月期と比べ、仕事量にかなり余裕が生じている様子がみられるが、加工台数がかなり少なくなっているせいか、全体的には堅調に推移している。ただ、相手先や品種、機種によって凹凸もあり、強撚、甘ヨリはまだ安定しているが、衣料用中撚(DT-308)関連は一部弱含みとなっている。
 合撚も加工糸関連(Poly、Ny)ともに厳しく、化繊関係も量で苦戦している。6月以降も見込めていない。

<カバリングその他>
PU(スパンデックス)、PU混は全体的に量が落ち込み、苦戦している。短繊維複合、
化繊関連も量がなく苦しい状況である。6月以降も好転の見込みが少ないとされ、大変厳しい。

<仮 撚>
 高速機(フリクションタイプ)は全体として数量は確保している模様。中・低速機(ピンタイプ)
の衣料用途は特にひどく、5〜7割の稼動(一部は堅調な工場もあり)とみられ、リー
マンショック以来(以上?)の落ち込みとなっている。
ユニフォーム・スポーツ用もかなり厳しい状況で、シーズンオフも重なり、数量確
保に苦労している。

<見通し>
 先行きは、4〜6月期より7〜9月期の方が厳しい予測を立てている商社やメーカ
ーが多く、輸出はもちろん、内需もかなり厳しい見通しである。



〔 ニット業 〕

<スポーツ・アウター>
丸編、経編ともに大変悪い、ギリシャに端を発するヨーロッパ経済の悪化、円高、国内消費マインドの減速等、各種要因が複合的に作用している。
先行きもますます悪くなる見通しである。

<自動車用カーシート、共用資材>
 政府の減税、補助金等の政策により堅調な操業といえるが、エコカーに人気が集中しており、それ以外は苦戦。補助金終了とともに、生産が落ち込むことが予想される。

<医療用産業資材>
 丸編、経編ともに比較的堅調。

<今後の見通し>
 中国をはじめとするアジア諸国のテキスタイル品質の向上、円高、国内製造コストの増大等から、国内製造業の空洞化が進展し、また、世情不安などにより国民の消費意欲が減退するなど、今年は、特に厳しい1年が予想される。

〔 染色業 〕

<総合的業況>
 23年度第4四半期以降の減速傾向が続く。前年比数%のマイナスが継続している。足許、輸出の数量減が大きい。先行きについては、漸く減速鈍化感があるものの、特に良くなる材料もない。

<素材・商品別状況>
おしなべて力不足である。一昨年、昨年の高密度織物のような牽引力がある商品がない。ポリエステル織物は婦人、裏地など低調。在庫が高水準ながらユニフォームは6月までは堅調。ナイロン織物は昨年のような勢いなし。化繊はベンベルグの裏地が良いが、他はダメ。ニットはスポーツは良いものの、インナー、裏地等が不振。

<受注・生産の動向>
 先行きは概ね横這い。第3四半期に向けて資材が牽引しての回復基調を期待。輸出が撹乱要因。
 在庫が高水準にあり、特に生機の在庫過多。先行きの懸念材料となっている。

<収益の状況>
 数量あって利益少なし、の状況が続く。原油高騰につれて値上がりした原材料の価格が、原油が戻しても戻らない状況である。
<今後の問題>
 高密度織物、ユニフォームなどに代わって牽引力ある商品の開発、輸出の不透明感、
為替円高、EUおよび中・印の景気減速、資材中心の回復誘導などが課題となっている。



〔 繊維商社 〕

4〜6月期に入り、織り、編み物ともに市況更に悪化。先行きが全く見えなくなった。織物については、これまで当産地の設備稼働を支え、我々、産元業者のビジネスの大半を占めていたスポーツ・アウトドア―用高密度織物が本年に入って急激に悪化、月を追うごとに悪化が加速している。
織物関係で動意があるものは、カーテン用生地、大手自動車会社の下請けルートに組み込まれた車両資材など、極一部である。
現在の福井産地織機の稼働率は平均60%であろうか。リーマンショック以後2010年当初より北陸ポリ長織物産地は、数的には回復基調に入ったが、採算的には恵まれていなかったので、今回の市況悪化は織物製造業者に信用不安が起きること必至だと思われる。
ニット関係も、織物同様に稼働率が低下していて、編み機の平均稼働率は75%
前後と思われ、スポーツ・婦人アウター用編物市況の急落が稼働率低下の主な原因である。
 織物、ニット両分野の市況急落は、@国内市場停滞、A円高や欧米市場の消費低迷による輸出ビジネスの後退、B仮需の減退、によるものであるが、何れもその解決には長時間を要するので、今回の市況悪化は当分の間続くものと思われる。
 その中で、この北陸産地では4〜6月期以降、激しい生き残り合戦が起こり、更なる産地縮小が始まるものと思われる。



〔 縫製業 〕

当組合傘下の縫製企業の状況として、各社バラツキがあるが、全体としては受注、生産についてはやや昨年より下回る状況で推移している。
店頭での商品の動きについても特に伸びていることはない。
ただ、昨年当初、一部に韓国向け等のパンツの受注があったが最近はなくなっている




  平成24年度事業計画
Date: 2012-05-01 (Tue)
       平成24年度  事  業  計  画 

 本県産地業界は、長引く景気低迷により疲弊しており、併せ、最近においては過去に例のない超円高によって更なる苦戦を余儀なくされ、従来の産地構造・体制のままではこの厳しい状況を乗り切り、産地を維持していくことが非常に困難となっています。
 このような状況の中、今般、(社)福井県繊維協会と(財)福井県繊維産業振興基金協会は県の認可を受けて合併し、「新」福井県繊維協会はより効率的・効果的な総合振興事業を実施し、産地の活性化と更なる発展を目指すこととなりました。
 そこで、本年度、当協会は本県産地業界の新たな活路と持続的な発展を遂げるため、(1)競争力の高い企業の育成、(2)新商品・新技術開発の一層の促進、(3)既存市場の深耕および新規市場開拓、(4)ハイテク及び非衣料・産業資材等の新分野進出、(5)海外とのグローバルな繊維ビジネスの展開、(6)優れた企業人材の育成・確保等を重要課題として取り上げ、次のような総合振興事業を行いたいと考えております。
 皆様のより一層のご理解とご支援、ご協力を賜わりますようお願い申し上げます。

T、振興推進に関する事業

(1)活性化対策懇談事業
  産地の活性化方策や通商問題、繊維振興対策等について関係機関と協議するとともに、産地業界の総意を  まとめ、関係方面に対して建議・要望を行う。
   ・経済産業省、福井県、日本化学繊維協会、ふくい産業支援センター、日本銀行金沢支店、日本貿易振    興機構(ジェトロ)等
   ・合繊メーカー(木曜会)との連絡会議
   ・会員団体の国・県等への要望とりまとめ

(2)経済団体等連携交流事業
  県内の商工経済団体および関係支援機関との連絡連携を密にし、経済対策および産地振興対策を強力に推  進する。
   ・福井県経済団体連合会、福井県繊維技術協会、福井県貿易振興協議会(ジェトロ)、テキスタイル福    井協議会、繊維学会、繊維懇話会等

(3)繊維年賀会
  毎年恒例の「平成25年繊維年賀会」(福井県繊協ビル同業会との共催)を開催し、本県繊維業界関係者  による賀詞交換を行う。


U、販路開拓に関する事業

(1)中国市場での展示商談会
  中国市場において展示商談会を開催し、県産の高級ファッション素材や高機能テキスタイル商品・製品等  を主体に中国バイヤーとの商談を促進する。

(2)ロシア市場への商談ミッション
  ロシアにおいて、県産の高級ファッション素材やスポーツ、ユニフォーム等の高機能テキスタイル商品・  製品の企業訪問プレゼンを実施し、ロシア市場の拡販を強化する。

(3)国内(東京)での展示商談会
  繊維・ファッションの集散地であり、一大消費地でもある東京市場において、県産の高級ファッション素  材や高機能繊維品、非衣料産業資材用途のテキスタイル・製品の展示商談会を開催し、より一層の取引拡  大を図る。

(4)海外繊維市場調査事業
  海外市場の深耕および新規市場開拓のため、中国、ロシア等における繊維市場調査を実施する。

V、活性化指導に関する事業

(1)講習・講演会等の開催
  県内企業の新商品・新技術開発および販売促進(マーケティング)、非衣料・産業資材等の新分野進出に  役立つ講習・講演会を開催し、県内企業の経営戦略に資するとともに、人材の育成強化に努める。
   ・合繊メーカーの新素材セミナー(一押し素材セミナー等)
   ・商品企画・開発に関する講演会(最新トレンド、高機能テキスタイル開発等)
   ・非衣料・産業資材分野開拓セミナー
   ・マーケティング実務能力セミナー(専門機関委託)
   ・新産業・未来技術・環境・エネルギー等に関する講演会など

(2)国内・海外繊維情報文献、統計データの収集整備
  県内業界、企業の経営に役立つ国内・海外の繊維情報文献・統計データの収集整備を強化する。また、会  員団体事務局を通じ、定期的に業種別の業況調査を実施する。

(3)情報発信提供事業
  国、県、商工関係機関の繊維施策や報告書、講演会・イベント等の広報、併せて、会員団体の行事、産地  業界の動き、業況調査結果、生産・設備統計データなどを迅速に提供する。
   ・機関誌「繊協ニュース」やホームページ「福井の繊維」、FAX通信等

W、信用保証に関する事業

  県および信用保証協会等との密接な連携のもと、適切な資金管理と福井県繊維産業転貸融資制度の損失補  償回収業務を行う。




  産地の業況について<平成23年10〜12月期時点>
Date: 2012-01-20 (Fri)
産地の業況について「平成23年10〜12月期時点」

〔 広幅織物業 〕

 震災や円高の影響があった企業での回復は未だ充分ではない。また、タイの洪水の影響から、原糸の入荷状況が悪くなっているところが一部出ている。
 今までも、発注が遅く、かつ小ロットで短納期での対応を求められていた事に加え、タイの洪水の影響や円高、EUの不安定さが加わり、ますます中・長期の見通しが不透明になってきている企業が多い。

〔 撚糸・仮撚業 〕

<撚糸(合繊DT)>
 9月〜12月のダブルツイスター(タイプ310-A(309)、310-C、308、302)関連はフル稼働の状態。今年1月以降も2月過ぎまではこのままいくと考えられる。

<カバリング>
〇長短複合は、9〜12月は順調だったが、1月以降は未定。
〇PU(スパンデックス)関連は、薄物は全体に少ない。1月以降は不明。
〇ラメ関連は、9〜12月は順調であった。1月以降は未定。

<合 撚>
ナイロンが少し落ち込んできているが、なんとか稼動維持している。1月以降は不
透明。

<仮 撚>
 昨年6月頃までは、受注・生産ともに稼働率も良く、順調に推移していたが、7〜
8月頃より急速に悪化した分野(衣料)があり、100%機台を維持していくのが難し
くなってきた。
 1月以降も不透明で、年明け(1〜3月)は相当厳しい状況になると考えている。

〔 ニ ッ ト 業 〕

<スポーツ・アウター>
 リーマンショック後の消費不振による在庫整理が済み、ようやく生産が戻ってきた矢先の東日本大震災で、一旦は生産も落ち込んだが、夏以降は、丸編・経編ともに、学版・一般のスポーツ、アウター、ユニフォームを中心に物が動き出し、生産は堅調に推移した。

<自動車用カーシート、共用資材>
 昨年3月の東日本大震災の影響による自動車メーカーの生産停止や減産により、4月以降、著しく受注が落ち込んだが、7月以降、少しづつ回復を見せ始め、秋には震災前の状況にまで回復した。
その後、タイの大洪水による部品不足などから自動車メーカーでは生産調整を余儀なくされ、今年1月以降は一部、生産の落ち込みが懸念される。

<医療用産業資材>
 丸編・経編ともに堅調。
<今後の見通し>
 スポーツ・ユニフォーム等の生産においては、在庫調整が終わったことや、染色加工場のスペースがタイトであることから前倒し生産が行われており、1−3月期は、対前年比微増で推移すると見られる。
しかしながら、米国の景気低迷や欧州財政危機などによる円高は、自動車メーカーのローコストオペレーション化推進により、生産の海外シフト化が早まることが考えられ、今後、国内生産への影響が懸念される。

〔 編レース業 〕

 地震、電力不足等の問題もあり、編レース業界にもその影響が出ている。
カーテン関係は、省エネ・保温関係でカーテンの需要も多く、順調に推移し、本年度も期待できる感じである。
 インナー関係は、昨年、夏場はクールビズで推移し、秋口からは保温性のある物が
求められ、予想より好調である。
 アウターは、東北地方の縫製工場がなくなって、業者は縫製工場を探したが、その
結果、製品買いが増えた。落ち着いた今でも引き合い品の単価が安く、苦戦を強いら
れている。

〔 染 色 業 〕

<総合的業況>
○概ね横這い状態。従来牽引してきた輸出がペースダウンし、内需は依然として不振
である。
○先行きについては、大きな変化はない。数量の微減傾向が続き、回復力もない。
○商品による好調・不調の差が大きい。ポリ長織物では婦人用途が不振、ユニフォームは好調継続、裏地は低位安定。ナイロン素材ではシーズン・インとなるので数量増、輸出向けのコーテイング、ラミネートものが比較的順調。化繊織物はベンベルグ織物の数量増、アセテート織物も輸出のシーズン・インで上向く。ニットはスポーツ、学販ものが堅調、医療資材好調。インナー不調。車輛部材は納期対応に腐心。

<受注・生産の動向>
○受注・生産は弱含みで推移。
○タイの洪水被害は直接にはないが、合繊メーカーの多くが被災しており、メーカー
によっては、来年2月以降の生産に支障懸念。
○在庫は生機の増加が大きく、既に在庫調整局面にある。

<収益の状況>
○数量は維持しているものの、収益性は低い。原材料の継続的高騰を転嫁できていな
い。
○為替も含め、より価格対応を要求されている。コスト差から韓国産への切替も進む。

<今後の問題>
○大きな変化はないものの、期待感もない。
○内需不振は解消されず、新興国中心に牽引してきた輸出も不透明感が強まる。
○復興特需(ユニフォーム等)に代わるべき商品開発。
○原材料高騰、環境問題(PFOA、HBCDなど)によるコストアップ対応などの
課題解決が十分見通せない状況が続く。

〔 縫 製 業 〕

 婦人子供服関係は、昨年3月以降、震災、計画停電で展示会も減少し、発注も慎重になり、3割の減少が見られたが、来年に向けての発注が現在は戻りつつある。
 車両関係は、タイの洪水の影響で、国内に一部戻ってきており、一時の5割減の状況ではなくなっている。
 子供服は、少子化で多品種・小ロットにつき海外では対応できないので、海外に流れるのは少量であるが、毎年減少傾向にある。

〔 繊 維 商 社 〕

 全般的に、「廉価な海外品調達」、「イベントなどの簡素化や自粛ムード」、「季節の温暖化に依る手控え」等の要因により、産地の縮小化が進んでいる。
東北大震災の復興需要がどこまで期待できるか、平成24年も厳しい年となりそうである。

 昨年度、福井産地の織物生産動向は前年後半に引き続き、織機稼働率は約90%で、数的には無難に推移した。

 スポーツ・アウトドア用薄地高密度織物や裏地・ユニフォーム用織物、東日本大震災の復興需要と思われるカーテン用織物、土木資材織物等の引き合い・生産が好調である。

 話題の薄地高密度織物は、リーマンショック後、極端な不況に陥った北陸産地を救った神風的存在である。今日現在、福井・石川両県に設置されている全WJL台数の約30%に相当する1,800〜2,000台の仕掛け台数が予想される。また、予想生産数量は年間約85百万uで、全織物生産数量の約18%である。仕掛け台数と生産数量の占有率の差異は、高密度織物が他の一般的な織物に比較して著しく生産効率が落ちるためである。

 しかし、採算的には厳しい局面が続いている。不況のドン底での安値受注を改善すべくハードネゴが続いているが、原料高・震災による需要減・円高等の理由により、織り賃の値上げ交渉は全く進展していない。高密度織物はサイジング・織布何れも高度な生産技術と生産管理能力が必要で、準備一貫や新しい織り機を持った企業と、そうでない企業との収入格差が広がっている。

 ニット関係では、震災後7〜9月頃にかけて車両生産のV字型回復に伴って車両資材用編物の生産が回復し、業界全体が好転していたが、今回のタイ洪水や国内の車両販売台数の急落に伴って、先行き不安が台頭してきた。

〔 紡 績 業 〕

国内の紡績業会全体としては、設備廃棄・統合縮小傾向が続いている状況である。
また、年央に綿相場の高騰があり、その影響で綿紡績は絶不調と伝え聞く。
当紡績会・化合繊紡については以下の通り。

<受注状況>
 今年は北陸でも有力化合繊紡績会社の廃業等で国内の生産拠点の縮小化もあって、受注は堅調に推移中である。
もともと秋冬向け物が主体であることから、10先のこの期間はオフシーズン時期で、来シーズン向けの備蓄品を中心に操業中であるが、特に、今シーズンは、スペースタイト、糸不足で推移した経緯もあり比較的、作り込みを希望されるメーカーが多い。

<素 材>
 アクリル中心であることに変わりないが、インナー用にレーヨン等セルロース系の素材が伸長。また、PPの加工が一昔前より容易になり、品質維持も可能になってきたことから注目されている。

<用途別>
 U社の保温性製品の市場展開での成功や東日本大震災の影響もあるのか、インナー向けがやや多いか。

<見通し>
 今年起きた天災や円高、欧州の国家的危機等、経済全般は決してよい環境ではなく、また業界内においても冒頭でも示したが、綿紡業界の不調が、今後合繊紡へも波及してくるのではと懸念している。実際、現在は綿相場、合繊相場双方とも下落基調にある。当会においては備蓄品の生産を中心に、なんとか春先まで操業をつなげ、来シーズンイン時期を迎えたいと考えている。

                            資料:福井県繊維協会会員団体事務局調べ

  産地の概況について 「平成23年4〜6月期時点」
Date: 2011-06-14 (Tue)
〔 広幅織物業 〕

<総  合>
高密度織物や自動車内装用途などの牽引で全体的な好調さを維持して来たが、東北地方太平洋沖地震の影響が少し出ている。
<輸出衣料>
一部で放射線検査の話題も入っているが、大きな変化は見られない。
<内地衣料>
和装関連の用途で震災の影響が出ていると聞くが、その他では変化は見られない。
<輸出資材>
大きな変化は出ていない。
<内地資材>
自動車内装用途で、自動車メーカーが震災の影響で生産調整をしているため、見通しが立て難い状況になっている。その他の用途では、大きな変化は見られない。

〔 撚糸・仮撚業 〕

<撚糸(合繊ダブルツイスター)>
4〜6月期は、資材用を中心に甘撚はほぼ100%操業となっている。(一部原糸入手難で停止も有る)。中・強撚の衣料用は全体として、内需減少と為替円高で輸出不調のため苦戦しており、それに加えて、原糸や製品の廃盤銘柄が増えて減少傾向が止まらない。7〜9月期も全体として同じ傾向にあり、化繊関連・車輌関係は苦戦。
<カバリング>
スパンデックス(PU)関連は、4〜6月期は衣料用を中心に90〜95%の稼動。震災の影響で7〜9月期は一部、数量減も予想される。資材値上げが工賃に反映出来ず、採算は厳しい。
<スパン撚糸>
閑散期に入り、4月までは90%、5〜6月は70%位の稼動となっている。7〜9月期は不透明である。
<合  撚>
4月までは車輌や資材を中心に、ほぼ100%稼動していたが、震災後一変し、大きな数量減も発生し、停台も予想される状況が出て来た。7月は極めて不透明で、心配をしている。回復は9月以降と思われる。衣料用は全体として苦戦している。受注が細かく少ない状況。
<仮  撚>
4〜6月はポリエステル、ナイロンとも全体として100%稼動に近い状況で推移したが、7〜9月は震災と円高の影響で不透明である。一部、資材やスポーツ・ユニフォームは堅調だが、衣料は大変細かく、数量・価格共とても厳しい。資材・部品の値上り、人手不足で、現状は厳しい経営環境が克服出来ないだけでなく、電気料金の値上げなど不安材料が多い。

〔 ニ ッ ト 業 〕

<スポーツ・アウター>
丸編は、一般物スポーツを中心に、アウター関係も堅調に推移。 経編は、トリコットのアウター、スポーツ、インナーともに、震災の影響は感じられず、比較的安定している。しかしながら、4月以降、更に原材料がアップし、採算を圧迫している。
<自動車用カーシート、共用資材>
政府のエコポイント施策等の終了と同時に減産を余儀なくされ、丸編は、2〜4割のダウンが続いていたが、3月の東日本大震災の影響による自動車メーカーの生産停止や減産により、4月以降、著しく受注が落ち込んだ。経編は、4月・5月は、丸編ほどの落ち込みは見られず、むしろ本格的な影響は今後出てくるものと思われる。現在は、自動車メーカーも少しずつ生産を回復させてきているものの、本格的な回復は秋以降になる見通しである。
<医療用産業資材>
震災の影響で、一時的な落ち込みはあったものの、現在は回復し、丸編・経編ともに堅調。
<今後の見通し>
自動車メーカーの行方と、震災による自粛ムード・復興ムードの行方が、当業界に与える影響は大きいと考える。また、今回の震災と円高により、国内生産の空洞化に、より拍車が掛かることも考えられ、急激な産業構造の変化が懸念される。今後は、国内での価格競争がますます激化するものと思われる。

〔 編レース業 〕

<インナー付属細巾レース>
ここ数年来、中国縫製の人的問題および工賃の高騰で、平成23年は日本国内縫製へのシフトおよび東南アジアへのシフト化で、日本国内の使用企画が増加したため、1〜3月は好調に推移して来た。
しかし、3月11日の東日本大震災の影響から、各アパレルが販売不振を予想し、‘11年A/W物の追加発注に急ブレーキがかかり、稼働率も4月より低下した。この影響は6月まで継続する見込みである。
<インテリア関連レース>
一部の販売ルートでは震災の仮設住宅の需要が発生し、安価ではあるが、大量発注が入った。
但し、原糸購入から編立をしている時間的余裕はなく、在庫の販売が中心で、編機の稼動にはさほど貢献はない。

〔 染 色 業 〕

<総合的業況>
○全体的に数量は充足しているが、商品による好調・不調の差が大きい。
○6月まで概ね横這いと見るが、大震災のさまざまな影響が読み切れず不透明。6月先はやや減少傾向と見る。復興需要効果は第3四半期以降となろう。
○商品別の状況は、ポリ長織物では、婦人用途極悪、ワーキング・白衣好調。ナイロン素材では、コーテイン グ・ラミネート等の輸出及びスポーツ用途が良い。インナーは今一歩。化繊はベンのみ順調。
○ニットは車輛資材半減、当初は6月以降の回復期待であったが、9月先と見る。スポーツ、医療資材等は堅
調。今後は車の動向注視、復興関連の特需期待。
<受注・生産の動向>
○受注・生産とも前年並みの推移。内需の減退、大震災の影響もあったが、輸出がカバー。放射線問題あるも
のの、新興国需要に支えられている。
○大震災による物流問題、原材料問題は4月には概ね解消。唯、代替品等のコストアップが課題。
○在庫増加傾向にあり正常値超えも近い、要注意。
<収益の状況>
○売上高は6月までは維持、その後シーズンオフにも入り減少。現状は数量あって利なし。
○原油・原材料の継続的高騰やPFOA切替によるコストアップ大きく、採算性の悪化傾向。加工料金改訂要
望の動きあるが、達成度は難しい。
<今後の問題>
○当面は全く不透明と云う外はない。今後、次の3点に注視。@震災影響の収束時期と復興需要の時期と大きさ。繊維に関しては意外と速いと予想。A為替(円高)の動向と輸出牽引力の持続性。短期的には円高、中期的には円安傾向を予想。B原材料等の高騰傾向と加工料金のバランス。売れなくてもダメ、赤字でもダメ。

〔 繊 維 商 社 〕

当協会の会員企業の、震災後4月末までの売り上げは平均約30%のダウンであるが、用途により品種間のバラツキが大きい。復興及び代替え需要と思われる仮設住宅用カーテン生地・建築現場用落下防止シート・土木用タ―ポリン・シート・土嚢用織物・ワーキングウエアー等の発注が急増し、これまで好調を維持してきた高機能アンダーウエアー・スポーツ用の高密度織物等も好調を維持している。

しかし、福井産地が最も得意とする婦人用アウター織物・編物の内地市況は、昨年後半から回復の兆しが見えていたものの、東日本大震災の後、国内消費が急落して前年同期比30〜40%の売り上げダウンとなっている。今後は、大消費地である関東地区で、計画停電による営業時間短縮や休日増加が避けられない状況の下で、大方の予想では、今年中は国内全体で衣料消費が昨年比20%前後落ち込むものと思われている。そして、それがいつまで続くのかも不透明である。

部品不足により生産調整を強いられた自動車関連では、カーシート等の車両資材用織物・編物の受注が4月中旬より急落し、現在では普通車用商品は50%前後、軽車両用は70%前後の受注状況である。トヨタ・日産・ホンダ・マツダ等大手4社は本年11月頃より正常稼働を目指してはいるが、それまでの間、福井産地は車両用資材編物の生産比率が多いので、多難な前途が必至である。

輸出関係、数量的には中国向けを中心に前年比5〜6%前後増加している。特に中東向けは政情不安があっても数量的な落ち込みは今のところ無い。欧米向けもスポーツ用途中心に、強含み持ち合い状態が続いている。放射能汚染の風評問題も散見されるが、契約キャンセル等の大きな問題は起こっていない。但し、原料高、円高により利益面では妙味の少ない取引が続いている。

この様な状況の下、福井産地では、先物契約に関しては契約数量の約半分は実生産に入り、残り半分は生産を見合わせる様な、不安定で先行き不透明な場面が多くなってきている。

〔 産 元 商 社 〕

<輸 出 面>
○東北関東大震災に伴う東京電力原子力発電所の放射能汚染問題から、輸入制限規制する国が、一時的には
海・農産物のみならず日本の輸出品すべてを対象にするといった社会現象にも陥り、パニックとなりかけた
が、現況では平静さを取り戻してきている。
○近年、行政支援のもとで、北陸の繊維産地における企業の連携を強めるべく「クラスター事業」を展開する
など、現状で目立った業績は上がっていないが、今後の繊維産業の方向性を占う取り組みがなされており
注目されるところである。
<内 需 面>(婦人衣料を除く)
○東北大震災の影響により、イベント、旅行等自粛ムードが広まり、それら向けの商品の売れ行きは思わしく
ない。
○原糸の値上げ、染色材料の値上げ等が言われているが、原価を売価に転嫁しにくい状況である。
○自粛ムードが軟化し、放射能問題が沈静化すればある程度戻ると考えられる。
○後進国による調達が加速し、価格競争で負ける国内品は減少してきている。

〔 縫製業 〕

各企業の受注状況については、前年同月比約70%〜90%程度で推移していると思われる。ブランドによっては(固定客を持っているところ)、前年度より受注がついているところもある。

〔 紡 績  業 〕

<概  況>
国内の紡績業会全体としては、設備廃棄・統合縮小傾向が続いている状況である。
<受注状況>
諸々の要因により、一時の超低迷期は脱し、回復基調にある。数値的には、昨対比110%の受注量で推移中。特に、震災の影響によりインナー用の素材について引き合いが増えている。また中国生産へ切り替えられた商材の一部が戻ってきているといった要因もある。
<素 材>
国内の化合繊紡全体としては、主力のアクリル、エステルとも増加傾向にある。それに比して、当紡績会は、アクリルは伸長、エステルはやや減といった状況である。
<用 途 別>
 織物用、編物用とも増加。
特に、織物用については、震災の影響によりテントや帆布用の商材についての引き合いが増えており、またU社向けの素材についても増加。
<見 通 し>
元々、当会はアクリルを中心に、2月頃から7月頃までは繁忙期でもあり、この第2クォーターは、フル稼働で推移できている。
7月以降については、情報収集、状況の見極め中であり言明はできないが、楽観的観測をするなら、瞬間的に多少落ち込むことは予想されるものの、ほぼ年内一杯は安定推移できるのではなかろうかと見込んでいる。






  産地の概況について 「平成22年10月時点」
Date: 2011-06-14 (Tue)
〔 広幅織物業界 〕

<総  合>
○全般的に見て、相変わらず小ロット、短納期の傾向にあり、単価も低い水準で推移しているため、収支は良くない。
○加工の回転は早く、生機在庫は少ない。
<輸  出>
○衣料用織物は、円高の影響は少なく、年内受注は安定の見通しで、一部、原糸の入荷がタイトになっている。
○資材関係織物では、カーテンの輸出が良くない。
<内  需>
○衣料用織物では、円高の影響で廉価な織物が国内に入ってくるため、見通しは厳しい。特に、和装、ジャカード織物など、素材的にはアセテートや絹織物が良くない。
○資材関係では、カーテンなどのインテリア用の織物は、円高の影響で注文が減っており、カーシートなどの自動車内装材はエコカー補助金終了の影響で注文が減っている。
○土木資材用は安定している様子。

〔 撚糸・仮撚業界 〕

<撚糸・カバーリング等>
○昨年の廃業や休業等の結果、7〜9月も一部の撚糸はスペース不足が生じる状況であり、10〜12月期も概ね横ばいで推移している。
○中肉の婦人物(中撚)は、輸出・内需とも苦戦しているが、強撚ものは輸出・内需ともほぼ満杯に近い状態となっている。
○スパンデックス関連のカバーリングは、スポーツ、インナーの需要が増え、安定的に稼動している。
○長短のカバーリング・撚糸ものは、輸入製品、持ち帰り品に圧倒されている。
○甘撚は、ダブルツイスターに一部弱含みがあるが、合撚はナイロン加工糸の投入からフル操業が続いている。しかし先行きは不透明である。
○全体として、スポーツ・資材・ユニフォームが堅調で、婦人物は弱い。来年1〜3月期は円高から落ち込みの心配と不安感が増大している。ユニクロの影響もあり、スペース・タイト感があったが、年明けを注視している。
<仮  撚>
○全体として、昨年の休・廃業の影響からか、7〜9月期、10〜12月期ともにほぼ満杯状態が続いている。但し、切替やロット・品種変更が多く、、小ロット多品種化しており、操業度ほどに採算はあっておらず、切替による故障や納期遅れも問題化して、全体としては厳しい傾向が多い。
○来年1〜3月期もこのまま推移しそうだが、円高の影響がどう表れるか心配されている。
○スポーツ、ユニフォーム、資材用途が堅調。
○婦人衣料用は、ストレッチ物の一部が堅調だが、全体としては不安だらけであり、苦戦している。
○問題点として、@後継者、A小ロット多品種化による採算割れとロス問題、納期遅れの発生など、B機料商や機械業者の減少による部品入手難やコスト高、C機械の老朽化による生産性のダウン、故障の増大、等が共通の課題となってきている。

〔 ニ ッ ト 業 界 〕

<スポーツ・アウター>
○丸編は、学校体育衣料用テキスタイルがシーズンとなり、生産は順調。一般物と併せ、11月までは例年通りの稼動予想となっている。
○経編は、トリコットのアウター関係が比較的好調。一部、輸出用のハイテンションは直接的な円高の影響はないものの、値崩れしている。
○一昨年来、好調に推移してきた薄地スパンものスポーツインナー関係は中国に押され、苦戦。
○丸編、経編ともに、中国の生産技術が急激に向上しており、最新の機械のほとんどが中国に設備され、薄地物は中国に取って代わられている状況である。
<自動車用カーシート、共用資材>
○政府のエコポイント施策等の効果により、10月までは好調に推移。しかし、リーマンショック前までの回復には至っていない。
<医療用産業資材>
○丸編・経編ともに堅調。
<今後の見通し>
○当業界のボリュウムゾーンである自動車関連資材は、エコポイント終了による売れ行き不振の影響が今後広がることと併せ、円高による国内生産の空洞化により、急激な産業構造の変化が懸念される。今後は、国内での価格競争がますます激化するものと思われる。

〔 染 色 業 界 〕

<総合的業況>
○数量的には充足した状態が継続している。但し、キャパシティが縮小した中でのフル稼働である。
○年内は同様に推移するものとみられるが、国内衣料消費が低調なままであることや円高による先行き不安から、景況感は弱く、不透明である。
○商品ごとの状況は、ポリ長織物の婦人用途は相変わらず低迷。ユニフォームは順調、裏地も数量が出ている。ナイロン素材は端境期で数量ダウン。化繊織物もベンベルグを始め比較的健闘。ニットはスポーツ、資材等が好調で、納期対応に追われている。年内継続の見込み。
○今年前半までを牽引してきた輸出は7月以降漸減傾向にあり、足許円高による懸念が強い。加えて、加工料金値下げの要求が強く、部分的対応(期間限定、品番限定等)も止むを得ない状態に陥っている。
○内需は弱いながらも、微増傾向を維持している。
<受注・生産の動向>
○受注・生産はフル稼働に近い。しかし、実態は加工能力を縮小した中でのフルというべきものである。
○現状、前年比110%前後であるが、一昨年比では85%に留まる。その2年間で加工能力は20%シュリンクしている。また、裏地等では生機不足からの小ロット、短納期化が生産効率低下を来していて、見かけ上の忙しさとなっている。
○在庫は春以降低水準(生機1.6ヶ月 製品0.9ヶ月)が続いている。
<収益の状況>
○縮小均衡によって維持しているものの、忙しくても利益が少ないという状態。今後は輸出の加工料金値下げ対応、染料・薬品の中国供給のタイト化や、フッ素系撥水剤の値上・切替え等による大幅なコストアップで、収益性の低下を避けられない。
<今後の問題>
○国内景気の後退、円高による輸出減少の結果として、数量減少傾向へ逆戻りすることが危惧される。
○環境問題とそれに伴うコストアップ。POPRC6によるHBCDリスク評価結果やPFOA切替えなど。

〔 繊 維 商 社 〕

<内  需>
○アパレルは、猛暑の影響で秋物の立ち上がりが遅く、今後の季節いかんで冬物がどうなるか心配される。
○資材、その他分野は、不景気、デフレにより個人消費が低迷している為、活気がない。
<輸  出>
○円高、後進国の安価物の出回り、ニーズの変化など、福井産地に於いては“向い風状態”が続くと思われる。
<現状と今後の見通し>
○先の22年4〜6月の北陸テキスタイル生産量は、前年同期比20%強の増加となって、回復基調に転じた。この間、スポーツ用薄地高密度織物や、車両資材用編物の生産増が顕著であった。
○7〜9月もこれらの商品が好調を維持して安定操業が続いた。高密度薄地織物に関しては、韓・台・中国で生産が困難であることや、ユニクロの多量発注があったために好調を維持した。しかし、採算面ではこれら薄地の平織物生産には北陸産地の大手機業が持っている撚糸機・合撚機等の付帯設備が稼動しないことや、不合格品の買い取り価格が高いために、それほど美味しい商売になっていない。設置年数が古くなった生産設備での薄地高密度織物生産にはリスクが多く、今後受注の際には熟慮すべきと思われる。
○今後、来年1〜3月まで、高密度織物は好調を維持可能と思われるが、最近の円高で輸出ビジネスの急激な悪化が予想される。特に、自動車の輸出不振はこの産地に大きな悪影響を及ぼしそうである。また、中近東向けの織物成約はすでに大きく落ち込んできた。
○加えて、国内原糸メーカー衣料用原糸生産の縮小や撤退は原料高・製品安になりがちであり、的確な原糸手当てが困難なために、漸く戻ってきた内地用中肉厚地差別化織物の注文を受けられないケースもありそうである。輸入糸、他社糸使用の生地染色はトラブルを多発させそうである。
○このように、10月以降の北陸産地市況は不透明で、前途多難と思われる。
<韓・台・中国の状況と北陸産地>
○我が国と同様に、中国の台頭で繊維産業の縮小を余儀なくされたライバル国、韓国・台湾両国は輸出ビジネスを再構築しながら、22年初頭より本格的回復基調に入り、今後は拡大基調に転じるものと思われる。
○韓国の今年1〜6月の繊維製品輸出額は前年同期比15%増であり、中国、ベトナム、米国向けが伸びている。台湾の今年1〜8月の繊維製品輸出額も中国、ベトナム、香港向けを中心に、前年同期比23%増となっている。
両国の共通点は、自国通貨安、繊維業界の構造調整の進行、行政支援等であるが、最も重要なことは、両国が世界各国とFTA・EPAの締結を積極推進しながら、輸出市場の拡大に注力していることである。
台湾は最近、中国との関係強化に乗り出し、両国はFTAより多岐にわたる経済協力関係を目指した「両岸経済協力枠組み協定(ECPA=Economic Cooperation Framework Agreement)」を締結し、その中で、台湾は差別化品を軸に中国へ繊維原料やテキスタイルの輸出拡大を図っている。そしてこの協定は中・台新時代を生み出すものであるが、台湾の事業経営能力、中国の生産能力、香港の販売能力を結集した、いわゆる「グレーター・チャイナ形成」のベースになると思われる。
○一方、現在の我が国はあまりにも無為無策である。産地機能維持のために、先ずは早急に輸出ビジネス再構築を目指したグローバルな戦略を立てねばならない。
行政が全く機能していない今、北陸産地は自ら製・販が一体となって輸出戦略を立てねばならない。
○そのキーは、高度に進化した我が国の物理、化学、医学などと連携した、より安全で安心な高感度・高機能商品の開発であろうと思われる。その時、長期にわたって熟成されてきた北陸の物作り機能が不可欠になってくると思われる。

〔 紡 績 業 界 〕

<受注状況>
○10月〜23年3月頃まで、昨年対比115%の受注見込み。
<素 材 別>
○ポリエステルの受注増。
<用 途 別>
○丸編は横ばい、織物向けも増加。

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